男の道具を熱く語る。「ツールナイフ」
「男のツール」とかっこよく言うより、「男の子のオモチャ」といった方がピッタリかもしれないが・・・。
「こもりがちなアウトドア派」に欠かせないアイテムの一つとしてツールナイフがある。
正式にはなんと呼ぶのか知らないが、とにかく機能てんこ盛りのナイフっぽいものとしておく。
先日、ホームセンターで購入した一品がコレ。
サイズは、折りたたむと親指大程の大きさでキーホルダタイプになる。(この小ささに引かれた)
説明書きには、このサイズに13種類もの機能を搭載していると豪語しているわけだ。
どういった機能があるかというと・・・
1.ナイフ(紙も切れない非常に安全なナイフ。ペーパーナイフかも)
2.ロープ切り(これで切断するのは根性が必要です)
3.ハサミ(コピー用紙は切れました。もどし用のバネが付いているが少しコツがいる)
4.ノコギリ(刃渡り4cmのノコギリ。熱意と根性があれば小枝は切れる。かも)
5.ヤスリ(爪とぎには使えそう。けっして硬いものを研いではいけない。自分が光ります)
6.爪掃除(使い方はナゾである。おそらく爪を伸ばしいる方が爪の間にはまったゴミをとるもの?)
7.+ドライバ(薄型片面の+ドライバ。アイデアは良いが強度はゼロ)
8.-ドライバ大(ただの板である)
9.-ドライバ小(小さなただの板である)
10.栓抜き(今の時代栓抜き型の容器は珍しい)
11.六角ナット(3/8,5/16,1/4の3種類に対応)
12.メジャー(一応100円モノサシと合致した)
13.キーホルダリング(これにぶら下げるというより、ぶら下げてもらうためもの)
以上、素晴らしい機能が満載されている。(萌え)
基本、こういうものに実用性を求めてはいけない。
「いざという時に何かの役に立つかもしれない?」という保険的な商品なのだ。
そのくせ、いざという時にはその存在すら思い出されない(逆にいうとそれだけ邪魔にならない)
そんなツールなのである。
好きだなー。
今回買ったこのツールは600円でだったので、この程度かよ!とも思うわけだが、
調べてみる限り、数万円の物もさほど大差ない!ような気もする。
決してこのようなツールをバカにしているわけではない。逆に、このようなツールマニアに共感するのだが、現実的に冷静に判断すると有用なツールであるとは言いがたいのである。
だからそこ「愛」なのである。
「ツール愛」と呼ぼう!
「男は器用でなければいけない!」
生物的に見ても、歴史的に見ても、器用な男は生き残る。
男として生き抜くためのワザが必要で、それが重要なのだ。
それを助けてくれるのが道具=ツールなのだ。
だからこそ男のツールは女の化粧に似ているとも言える!アクセサリーでもよい!
自分に不足する能力を補強し、その能力を増強してくれるのだ!
つまりツールは男の子になるための必須アイテムなのだ!
だからこそ身に付けておく必要があるあるのだーーー!(熱いなー)
で、このツールを家の鍵にぶら下げている。
つまり、このことにより「家を離れる=アウトドア」時には、自動的に携帯することが可能になる。(素晴らしい)
きっと役に立つ時が必ず来る。
いや、来るに違いない。
多分来るであろう。
もしかすると来るかも。
いや・・・。
まーいい。男の子は小さなことに拘っていてはいけないのだ。
持っているだけで、なんだか楽しい。それで良いではないか。
ダメ? (衝動買いの言い訳でしたー)