ミニ船長への憧れ、推進エンジンをゲット!

 
最近こういうビデオばかり見ています。
おかげでミニ船長への憧れがまた強くなってきました。

Wickstrom W2 venemoottori
https://youtu.be/hHLZGw_aCgM


Albin Motor 021 in old swedish boat after overhaul
https://youtu.be/Ls6s4UyYYuE


Olympia 2F marine engine starting.
https://youtu.be/CmGMSEP_lRo


Wickstrom W1 merimoottori
https://youtu.be/8Gz7UMk-Ps8


ゆっくりとしたストロークで動くエンジンがいい感じです。
なんとも言えないゆったりとした時間が漂っています。
こんな船がほしい!


最近、鉄分不足による禁断症状が発症しています。
何でもいいから、とにかくエンジンを弄りたいのです。

しかし、もしこんな船を作るとなるとかなりハードルが高目です。
まずは本格的な造船を行って、しっかりした船体を作る必要があります。
さらに適当なエンジンを探してきて、ミッションやドライブシャフト、スクリューを用意する必要があります。ちょっと試算しても相当な費用がかかることが推測できます。

また、このサイズの船は簡単に車で運べるものではありません。
おそらくどこかの係留場に置いておく必要がありますが、そうなると係留代だけでも結構なコストがかかります。

地元では船舶の長さ1メートルにつき月額756円ですので、全長が6m程度としても月額5千円程度の使用料がかかります。もちろん船舶の登録料や定期検査のコスト等も必要になります。

まず第一に、このサイズの船舶を操舵するには船舶免許が必要ですが現状は持ってません。免許(10万円)をとってまでのめり込むこのは飽き性な私には過剰投資でしょう。

根本的に、このサイズの船では性能的にも大した移動はできません。
つまり移動できる範囲は係留場所から限られていて、そのコースも限定されます。
釣りでもしない限り何度か利用すればすぐに飽きてしまうでしょう。

しかしミニボート(全長3m未満、エンジン2馬力以下)なら免許無しで操船できて検査も必要ありません。コンパクトに作れば陸路を移動して色々な場所からアプローチもできます。
イメージ的にはこんな感じのミニボートにエンジンを付けたようなものです。

Stirling engine powered boats
https://youtu.be/82eOjjo9LPY


日本では見かけませんが、海外ではスターリングエンジンを搭載した船の愛好家の集いもあるようです。こんな感じで、あくまでも模型船遊びの延長線で楽しみたいだけなのです。

ということで、ラジコン用のエンジンを活用する案を検討しましたが、パワー不足で却下しました。スターリングエンジンも検討したのですが、大型化にはかなりのコストがかかる試算になりました。
色々と検討した結果、これに行き着きました。


農業用などに使われる小型のエンジンポンプです。
鉄分不足のためか?、つい指がポチッと動きました。
愛犬チョビも興奮して耳が立っています。(笑)


エンジンとポンプがコンパクトに一体化してて実にラブリーです。
これはエンジンポンプ中でも一番小さいクラスだと思います。

このポンプでいったい何をするのか?
柔軟な発想力をお持ちの方はもうピンと来たと思います。
そうです、ポンプは立派な推進装置になるのです。(おそらく)

ジェットユニットほどの効率はありませんが、ポンプとして着実に水を掻き出す能力はあります。このサイズなら折り畳みカヤックと一緒に持っていてポンと足元に置くこともできるかと思います。後はホースをたらせばいいのです。(妄想)

しかもたったの3千円です。
模型用エンジンより安い!のです。

オクで調べると中古の草刈り機用エンジンを単体で買うよりも、エンジンポンプの一体として買ったほうが全然お安く手に入ります。変な現象ですが、このジャンルが狙い目だと思います。

分解してポンプを取り外せば大型ラジコン用エンジンとしても活用できると思います。
模型用のゼノアとか大した性能でもないのにバカ高いですからね。

あくまでもポンプですから普段は農作業ポンプとして活用できます。
大人としての表向きの言い訳がつくわけです。
つまり一石二鳥で楽しめる?のです。

何よりコンパクトで軽量です。
重量は6kgしかありません。

昨年買って放置したままのミンコタのエレキは、本体が10kg、バッテリーが10kgでトータル20kgもあります。この重量がネックで活用に至らす塩漬け状態になっています。

「いったい何を買ったんだ? ミンコタ エレキ」
http://ttripper.blogspot.jp/2015/09/blog-post_3.html

小さくても内燃機関です。
エンジンは三菱のTL33が搭載されています。
2サイクル、33ccの強制空冷式エンジンで、出力は1.3kwになります。
2馬力は1.47Kwなのでミニボートの枠内で使用できます。

ポンプは加藤ポンプ製造株式会社の「MKD-252M」で最大揚水量は110L/minとなっています。これで進むのでしょうか?・・・

では実際に動作させてみましょう。
こんな感じです。

Mitsubishi TL33 Engine Driven Pumps
https://youtu.be/vyRDtjbkg48


案の定、ジジが寄ってきました。
「これどないしたんや?」→「ネットで買ったんや」
「うちにもあるのに・・・」→「船で使うんや」
「サクションホースあるか?」→「どこにあるんや?」

エンジン始動! → ポンプ稼働! → ジョジョジョー

「なかなかええなー、2万円ほどか?」→「3千円で買った」
「・・・安いなー」→「そやろ、やらんで」
狙ってます。危ない!

夏の水遊びにはピッタリなアイテムです。
給水、排水はインチパイプ仕様で結構パワフルです。
トロトロのエンスト寸前までスロットルを下げてもかなりの勢いで排水します。
これなら超スローのアイドリング状態でも推進力はありそうです。
スターリングエンジン並みに静かな走行が楽しめそうです。

今回はちょっと値は張りましたが、かなり程度の良いものをチョイスしたので見た目も綺麗でエンジンも1発始動でした。ジャンク品ならさらにお安く手に入ると思います。

2ストですがスロー調整して極低速に落とすと33ccのエンジンサウンドもいい感じです。
4ストならさらに良いのですが、お値段がグッと高くなります。






おそらく数回の実験すれば気が済んで満足すると思います。
実用性がないことは百も承知ですが、やってみたいのです。

もしトロトロとゆっくり前進すれば楽しいじゃないですか。
あの爺さん達のようにエンジンを弄りながらのんびりと走りたいのです。
しばらく妄想が続きます。


【付録】

こんな環境がうらやましい!
日本ならすぐ近所から苦情が出て禁止されそうですが・・・

Puffing-a-Wey Steamboat Rally 2013
https://youtu.be/hp8V9pqfUSw


A day out on the Avon
https://youtu.be/VWKYH8894SQ


"Reciproca" - Steam Launch
https://youtu.be/BDv_J1RXTB4


スチームボートもいいねー




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